
「ハインリッヒの法則」というのを聞いたことはあるでしょうか。
一つの重大な事故が起きるまでには、30近い軽微な事故が起きており、さらにその背後には10倍の300回くらい「ヒヤリ」とするような小さな失敗や異状があるという、事故の法則のことです。
つまり、周りにいくつも起きている「あれ?おかしいな」と思う程度の出来事を見逃していると、それが重大な事故につながるということです。
ただ、そうした小さな出来事に、人はほとんど注意を払いません。
自分だけの感じ方の問題だろうと思って、報告しないので表に出ず、本人もあたかもなかったことのように忘れてしまいます。
重大事故の裏の裏にある、多くの人の積もりに積もった300の「ヒヤリ」を失敗として共有し認識し、改善していくのはとても難しいことです。
これから出会える貴女へ
しかし、ものは考えようで、小さな失敗や問題がしょっちゅう起きていれば、皆が絶えず緊張感を持って仕事に当たり、油断は生まれません、
小さな失敗があるたびに反省し、改善していけば、重大事故を起こさずに済むのです。
【気になる人との距離を縮める会話例】
自然な会話の中で“共感・興味・信頼・心地よさ”を伝えることが大切です。
重くならず、相手の心にスッと入るような会話を意識してみてください。。
「○○さんが言ってたこと、ふと思い出してた」
自分の中に相手が“残ってる”のを伝える。
こうした会話のコツは、『押しすぎないけど、心を開いている感じ』を出すこと。
“ちょっと気にしてる感”を匂わせつつも、相手に自由を感じさせるのがベストです。
「わたしたちは、あなたの翼になります。」
統括人事採用責任者 赤松利糸子